注目のデビュー戦は快音なし。阪神ドラフト1位高山俊外野手(22=明大)が、2軍の韓国・ハンファ戦で対外試合デビューを果たした。1番左翼で先発し、フル出場。昨年10月末に右手首を骨折して以来、4カ月ぶりの実戦は3打数無安打1四球でのスタートとなった。「今日は合ってなかったです」と反省したが、久々となる試合出場にほっとした表情も浮かべた。「実際に出て、参加できたのは久しぶりだったので良かったです」

 1回。高山の名前がコールされると、3100人のファンから大きな拍手が送られた。注目の初打席は、ストレートの四球。3回は見逃し三振に倒れた。5回1死二塁では投手を強襲する打球で遊撃手の一塁悪送球を誘い、先制点をアシスト。その後三塁に進み、1死一、三塁から相手捕手の二塁送球間にホームイン。初得点を記録した。

 試合後には居残りでフリー打撃、室内でのトス打撃を計1時間ほど行った。「その毎日がいつか実を結ぶと思うので」。今日22日に行われる四国IL高知との練習試合でも1番左翼でフル出場する予定。今日こそ期待の男が特大の輝きを放つはずだ。【梶本長之】