4点リードで降板した日本ハム大谷の今季初勝利は、またしても幻になった。7回途中3失点も、チームはサヨナラ負け。「僕はそこは左右できないので。4点ビハインドを追い上げる勢いが、いまのホークスにはあったということだと思います」。開幕投手が未勝利のままゴールデンウイークを迎えることになった。

 指先に違和感を覚えたのは、試合序盤だった。右手の中指と人さし指にできたマメ。1日ソフトバンク戦(静岡)でも悩まされた“持病”は、7回に入ると影響が大きくなり、2死一、三塁でトレーナーからストップがかかった。「中継ぎにスイッチしても、あそこは難しいところ。あと1人いければよかった」と悔やんだ。

 最速159キロの直球はスピンが利いていたが、自己ワーストの5試合連続白星なし。「結果、負けているということは、あと少しのところでうまくいってないんだと思う」。4年目の春は、試練が続いている。