無敗男でソフトバンクが独走態勢を加速させる。今日10日から、3ゲーム差の2位ロッテをヤフオクドームに迎えての3連戦。初戦はリック・バンデンハーク投手(30)が先発する。プロ野球新記録となるデビュー14連勝がかかるマウンドで、初対戦となる旧友ロッテ・ナバーロを抑えにかかる。
朝からバンデンハークはご機嫌だった。母国オランダで応援しているサッカーのPSVが、リーグ最終節で逆転優勝。前日夜にアナ夫人とラジオ中継に耳を傾け大興奮。一足先にサッカーで優勝気分を味わった。
ここまで6試合に投げて無敗、チームトップの4勝を挙げている。今季2度目のロッテとの対戦に、楽しみな相手がいる。前回4月19日は出場停止中だった新外国人のナバーロだ。ドミニカ共和国出身で、12年に米大リーグのパイレーツ、14年に韓国・サムスンでチームメートだった。お互い3カ国目の日本で初めて対決する。「いいスイング、いいパワーを持つ頭のいい打者。グラウンド全部を使うタイプ。弱点はもちろん知ってるよ」と自信たっぷりだ。
前回3日の日本ハム戦は3被弾で7回4失点も、打線が試合をひっくり返し黒星はつかず。プロ野球新記録のデビュー14連勝の可能性が残った。「このチームは打撃がいいのでいつでも勝つチャンスがある。リベンジなんかは考えていないよ。(ヤフオクドームは)好きですね」。7試合目でようやく今季初の本拠地マウンドとなる。昨年は本拠地6試合で5勝。防御率1・93と頼もしい。逆転勝ち続きで勢いよく乗り込んでくるロッテ打線の勢いは、無敗男が止める。【石橋隆雄】



