5月の月間MVPを受賞した阪神原口だったが、晴れの会見後の試合では苦虫をかんだ。
5月好調だった打撃は、4打数無安打と音無し。2回の第1打席にはロッテ先発石川のカーブを狙い打ち、左翼ポール際のスタンドまで届く打球を放った。三塁塁審がファウルの判定を下したが、リプレー検証に委ねられた微妙な当たり。結果として判定は覆らず、一ゴロに倒れた。原口も「ファウルです」と言葉少なだった。これで6月に入り、5試合で3安打。打率も1割5分と少々停滞気味だ。
マスクでも反省しきりだった。先発した能見を巧みにリード。5回まで毎回走者を出しながらも最少失点に抑えてきたが、6回、ナバーロに手痛い1発を浴びた。2点差に広げられ「あれが全てですね…」とうつむいた。MVP受賞という歓喜の昼から一転、無念の夜となってしまった。【梶本長之】



