ソフトバンク千賀はまるで敗戦投手のようにうなだれた。「勝ちはついたが、本当だったら、負けていてもおかしくない。試合のリズムを作れない投球が続いていたら…」。
試合前のブルペンでは絶好調だったが、フタを開ければ苦しい投球が待っていた。変化球の制球が定まらず、常に走者を許す展開。6回途中で3失点降板。味方の援護に助けられながら、重苦しいマウンドだった。投手陣は層が厚く、自らの投球に危機感を募らせた。
それでも5月28日のロッテ戦以来となる白星を得た。開幕から無傷の5連勝だ。工藤監督は「今日は、勝たせてもらったゲーム。反省を次にどう生かすかになる」と言った。今度は、野手を助ける投球を見せる。



