西武の田辺徳雄監督(50)が、試合後に記者会見を行い、試合前に球団に辞意を伝えたと明らかにした。

 田辺監督は「伝統と歴史のある球団。ここ3年Bクラスに沈んでいるのはあってはならない。考えて決断した」と話した。

 田辺監督は打撃コーチだった2014年6月に成績不振で休養した伊原春樹前監督の監督代行を務め、15年から監督に就任した。今季は一時、最下位に低迷するなどチームを立て直すことができず、シーズン途中から指揮を執った14年を含めて3年連続でクライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。