阪神は甲子園で秋季練習2日目。金本知憲監督は北條に来季3割&15本塁打のノルマを課した。目標達成への秘密兵器として、通常より10センチ短い75センチの短尺バットを手渡した。

 「短いと扱いやすいけど、しなりにくいし距離も飛ばない。そのバットをいかにしならせ遠くに飛ばすか。体の使い方を覚えさせることが狙いです」。

 北條が左翼への柵越えでフリー打撃を締めると「意外と簡単に打ってたね。(柵越えするなんて)生意気な(笑い)。でも後半の打撃を見ると角度をつけるのがうまいし、いいライナーが多かった。将来的に15本は絶対打てる。甲子園は広いけど(右は風が)フォローだしね。率も下げたらだめ。(来季は)3割以上で15本。肉体改造して体の使い方を覚えてほしい」。

 29日からの秋季安芸キャンプで、元陸上競技選手で男子200メートルハードルのアジア最高記録を持つ秋本真吾氏を臨時講師に招くことが決まった。終盤1番を任せながら6盗塁の北條について「足が遅い。でも速くなるように、走る先生に見てもらう」と走塁革命を期待した。

 その他の一問一答は以下の通り。

 ─北條に本塁打を期待

 金本監督 北條みたいなタイプは、もちろんバントやエンドランの小技ができないといけない。でも高校時代はフォローの大きいスイングをしていたわけだし能力はあると思う。小さく小器用に無難にまとまらずにね。片岡ともその考え方は一致しています。

 ─5発中4本が後半戦

 金本監督 甲子園で惜しい当たりが何本かあったし神宮や東京ドームなら楽勝で入ってるのもあった。将来3番を打てるようになってほしいね。4番は無理だろうけど。わからんな。甲子園で準優勝した光星学院の4番だからね。