阪神からドラフト1位指名を受けた白鴎大・大山悠輔内野手が関東地区大学野球選手権の横浜商大戦で左翼席中段に突き刺す逆転の決勝2ラン。金本知憲監督は秋季キャンプの練習中に報告を受けた。

 同じ三塁手の陽川は刺激を受けていたかと問われ「どうやろ。あまり感じてないんちゃう?」と言いながらもニヤリ。「楽しみ(な素材)だから取ったわけだから」と期待を隠さなかった。

 板山が遊撃でシートノックや投内連係に参加、違和感のない動きを披露した。「うまかったね。守備コーチの意見では、球際は北條より強いと。球際の強さ、堅実さという面では北條よりある」と高評価。

 その他の一問一答は以下の通り。

 ─高山、原口らに、スポーツアドバイザー広戸氏から4スタンス理論の指導があった

 金本監督 春(広戸氏が臨時講師を務めた1軍キャンプに)おらんかったからな。

 ─広戸氏から直接指導されたのは

 金本監督 原口、高山、板山、江越、中谷、陽川かな。みんながみんなはできないから。

 ─高山、中谷は広戸氏の指導後、構えが変わった

 金本監督 それはタイプによってね。詳しくは分からないけど、それぞれいろんなやり方があるから。

 ─板山が守備練習で遊撃に入った。守備コーチも守備力を褒めていた

 金本監督 “りゅうちぇる”(北條のあだ名)もそれを聞いて、ちょっとムッと思わないかな? 思わんか。アイツ厚かましいからな(笑い)

 ─練習後、宿舎で行われる広戸氏の講習は

 金本監督 各自ではなく全体でやる。

 ─FA期間に入った

 金本監督 誰の話? 新井の話?(笑い)

 ─交渉などは選手が手を挙げてからになる

 金本監督 それは全部フロントに任せていますから。編成に関してはね。