西武秋山翔吾外野手(28)が15日、静岡県内で自主トレを公開した。

 午前8時に宿舎近くの浜辺でトレーニング開始。青空から雪が舞い落ちてくる珍しい天気だったが、砂浜や階段をダッシュし、しっかりと下半身に負荷をかけた。

 その後は球場に移動し、ベースランニングや打撃などの技術練習を行った。「普段はクロスカントリー走も多く取り入れています。キャンプでしっかり練習するためにも、体力をしっかりとつけておきたい」とメニューの意図を語った。

 この日は練習の合間を縫って、河津町立南小学校で地元の子どもたちを対象に、野球教室も行った。スタッフは「自主トレの場所を提供していただいているので、自分たちにできる恩返しを」と説明した。

 子どもたちはもちろん、見守った保護者も「プロ野球選手がここに来てくれる機会はないので、とてもありがたい。ファンになりました」と目を輝かせていた。