中日ダヤン・ビシエド外野手(28)が8回の守備で好捕も、大累に決勝タッチアップを決められ悔しがった。

 3-3の8回1死二、三塁、2番松本の一塁ファウルゾーンへの打球を追いかけ、フェンスギリギリで捕球。三塁走者の大累がタッチアップし、ビシエドは本塁送球も大きくそれてしまった。「投げにくい体勢だった。足が速い走者だったので送球するつもりでいた」と振り返った。

 報道陣から「落とす判断はなかったのか?」と質問されると「それはない。落として本塁打になってしまったらダメ。取れるアウトを取らないと」と即答。決勝点を献上するかたちとなり「悔しい」と肩を落とした。

 9回の守備から交代し、この日出場選手登録された谷が一塁の守備に就いた。ビシエドは「今日は体調が悪かった。熱があった。だから最後に替わらせてもらった」と説明した。