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広島赤松、胃がん手術後リンパ節転移も妻支えで復帰

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 「胃がん」と闘病し、今月11日に3軍に復帰した広島赤松真人外野手(34)が、今年1月の手術の後に「リンパ節」に若干の転移が見つかっていたことが、16日、分かった。赤松は昨年12月28日に「初期段階の胃がん」を患っていることを公表。寛子夫人のサポートを受けながら、前例のない「がん」からの復帰を目指している。

 闘病の過程と愛妻の寛子夫人のサポートのもようが、今日7月17日午後7時からTBS系列で放送される3時間スペシャル「壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち」で明かされる。

 手術で取り除いた胃の細胞や組織を顕微鏡で調べた結果、胃の粘膜の下にある、筋層に少しだけ癌が届いていた。再発やさらなる転移の可能性があるという事実を突きつけられた。その際、医師から抗がん剤による治療をすすめられた。2種類のなかから、約半年の抗がん剤治療を選択した。

 それはプロ野球選手としての生きざまだった。抗がん剤治療は2種類。飲み薬を1年間、じっくり使うものと、飲み薬と点滴を併用し、半年で終わらせるもの。34歳の赤松は副作用が強くても、半年の治療を選択した。赤松は寛子夫人に「なあ、寛(ヒロ)。オレ半年の方を選ぶことにした。1日でも早く復帰したい」と語った。3軍に復帰した際にも目指す先を「1軍の舞台が一番」と言った。ユニホームに袖を通すという強い覚悟の表れだった。

 赤松が「奥さんは強いぞ」と語る寛子夫人。文字通り献身の限りを尽くした。野球選手の妻の前に、赤松真人の夫人だ。赤松の選択には葛藤もあったが、サポートを誓う。抗がん剤で苦しむ赤松を懸命に支えた。体重減少のストレスを緩和させようと、100グラム単位で赤松の体重を記録。手術からの退院後、食事制限はなかったが、麺類は食べられず「消化にいいものを考えてくれた。頭、上がらんでほんま」と赤松。油の多い魚よりも淡泊な魚を選ぶなど、食事メニューにも工夫を凝らしてくれた。2人の息子もパパを応援してくれた。

 今月7日にようやく抗がん剤治療を終え、現状ではがんの再発もなかった。これで3軍復帰の道が開いた。夫婦の、家族の強い絆で「ズタボロの状態」から、スタート地点まで戻って来ることが出来た。だが、物語はまだ始まったばかり。「“強い”奥さん」のサポートを受け、赤松は目指す先へ進み続ける。見据える先は1つ。1軍の舞台だ。

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  • 自宅で寛子夫人(右)の手料理を食べる広島赤松(TBSテレビ提供)
  • 自宅で寛子夫人(左)と手紙を見る広島赤松(TBSテレビ提供)
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