法大が逆転勝ちし、立大の春秋連覇を阻止した。

 1点を追う3回に4番中山翔太内野手(3年=履正社)が適時打を放ち同点とした。5回に暴投で勝ち越すと、なおも1死一、二塁から中山が適時二塁打。続く5番毛利元哉外野手(2年=愛工大名電)が2点適時三塁打を放ち、リードを広げた。

 投げては菅野秀哉投手(3年=小高工)が4安打1失点に抑えて、今季5勝目を挙げた。3試合連続完投勝利の右腕は「台風のおかげで調整がうまくできた」と、2日連続順延で前回17日の登板から間隔があいた巡り合わせを喜んだ。