オリックス瀬戸山隆三顧問(64)が退団することが24日、分かった。

 ダイエー(現ソフトバンク)で球団代表、ロッテで球団社長、オリックスで球団本部長を務めるなど、パ・リーグのフロント要職を歴任し、通算30シーズン球界にかかわった。球界再編が起きた04年は、経営者サイドの責任者にあたる選手関係委員長として選手会側と交渉にあたるなど、名物フロントマンとして知られた。

 熊崎コミッショナーを表敬訪問した瀬戸山氏は「ホークス誕生から優勝を成し遂げたときは感無量だったし、ロッテの下克上、オリックスで優勝寸前まで戦ったことなど、思い出は尽きない」と語った。