野球日本代表の侍ジャパンが9日、稲葉篤紀監督(45)の初陣となる「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(16~19日、東京ドーム)に向けて、宮崎で合宿を開始した。

 稲葉監督は、4番打者に西武山川を指名。「山川選手に話をしました。キャッチボール中に本人に話をしました。当然バントはないですし、とにかく4番として思い切ってという話をしました」と期待した。

 実際に打撃練習を視察し「やはり日本人は機動力の野球、スモールベースボールと言われますが、僕は世界で勝っていくためにはパワーも必要。あれだけのスイング、飛距離は魅力を感じる。頼もしく思います」と話した。

 遊撃手として141試合に出場した京田は、シートノックで二塁の位置についた。稲葉監督は「非常にスムーズな動きをしていた。井端コーチ、金子ヘッドに話を聞いても非常にスムーズと言っていた。彼がセカンドをできれば非常にバリエーションもできる」と期待した。