巨人は24日、川崎市のジャイアンツ球場で9日から行われていた新人合同自主トレを打ち上げた。

 降雪の影響で23日は終日閉鎖され、この日も屋外のグラウンドは一面雪で覆われていた。参加した支配下の新人8選手は、室内練習場でキャッチボールやノック、マシン打撃など約2時間、汗を流した。

 広島田中広輔内野手(28)の弟で、宮崎春季キャンプの1軍スタートが決まっているドラフト5位の田中俊太内野手(24=日立製作所)は「ランニングやウエートトレーニングがメインでしたが、野球の動きがまだまだです。移動まで時間があるので、振ることやノックなど足りない部分を1つずつやっていきたい」と向上心をのぞかせた。