昨オフからサイドスローに転向した阪神山本翔也投手(29)が高知・安芸キャンプ2日目、打撃投手を務めた。今成、伊藤隼を相手に直球のみ47球を投げ、35スイングでヒット性の当たりを3本に抑えた。

 左のワンポイントとして1軍戦力を狙う5年目左腕は「左打者を徹底的に抑えることを意識して投げました」と手応えを感じている様子だった。見守った矢野2軍監督も「順調に来ていると思う」とうなずいた。

 打席に入った今成は「いい角度からきている感じです」と話し、伊藤隼は「低めの球が動いていました」と振り返った。