広島が1回に相手のミスに乗じて逆転すると、中盤以降も小刻みに得点を重ねてDeNAを突き放した。先発野村祐輔投手(28)は2回以降立ち直り、8回まで102球の省エネ投球で3失点にまとめた。

 緒方孝市監督(49)は「今日はバッテリー。祐輔とアツ(会沢)がしっかり8回まで投げてくれた。それを助けたのがセンターラインのしっかりした守り。投手がリズムに乗って行けた」と9安打7得点した打線をけん引するタナキクマルトリオの守備での貢献もたたえた。