西武山川穂高内野手が、3打点の活躍で打線を引っ張った。

 4回にリーグトップ独走の12号先制ソロ。1-0の6回には、1死満塁から左前に2点適時打を決め、貴重な追加点を挙げた。

 4回のアーチは、抜けた変化球を左翼5階席に運ぶ豪快弾。「金子さんがよかったので、甘い球をミスショットせずに打ててよかった。(スタンドまで)いったかな、と思いました」と振り返った。

 これぞ4番という仕事ぶりを辻監督も絶賛。「(4回の)先取点は大きかった。6回は、とにかく追加点がほしいところ。低めの難しい球をうまくタイムリーにしてくれた。3点目を取れて(先発の)十亀もひと安心のところがあったと思う」と目を細めた。