ロッテは29日、フランシスコ・ペゲーロ外野手の退団を発表した。

 ドミニカ共和国出身で、MLBジャイアンツでもプレーしたペゲーロは、テスト生として参加した今春キャンプで契約を勝ち取った。だがここまで1軍出場がなく、本人がチームの戦力になれていないことを申し訳なく思い、退団を申し出たという。

 松本尚樹編成部長は「BCからテストで入団して、本当にまじめで。野球にも真剣に取り組むし、ファームでの首脳陣の評価も高かった。ただ本人がイメージしていた成績を全然残せていないと落ち込んでいて。チームの力になれないし、迷惑をかけてしまうと言いだして。向こう(米球界)に帰って、一からやり直したいという意思が固かったので『分かった』と言いました」と説明。昨年プレーしたBCリーグに戻ることはないという。