ヤクルト星知弥投手(24)が、昨年10月の右肘手術後の初先発で6回2安打1失点と好投した。

序盤から150キロに迫る直球にスライダーなどの変化球をまじえ、テンポの良い投球を披露。4回に岡本に先制ソロを浴びたが崩れず1失点でしのぎ、代打を送られた7回に打線が逆転に成功した。

先発勝利は、昨年8月17日巨人戦以来で、今季2勝目を手にした。星は「真っすぐだけではなくいろんな球種を使えた。右打者の内角は使えなかったのが反省。野手の方には守りでも助けてもらって、打ってもらえて、感謝しかないです。リハビリはきつかったけど1軍で投げることを考えて取り組んできた。次の機会があればもっといい投球をして、チームに勝ちをつけられるようにしたい」と話した。

星は手術をした右肘の疲労を考慮し、14日にも出場選手登録を抹消される予定。22日からの9連戦で、再び先発起用される見込みだ。