ヤクルトの先発ブキャナンが、シーズンへ向けて調整の順調ぶりをアピールした。

オリックス打線を相手に4回48球を投げて4安打無失点、無四球1三振。3回以外は安打で走者を出したが、持ち前の粘りで得点は許さなかった。

春季キャンプから練習しているという新球フォークを試投した。まだまだ空振りを取るところまではいかなかったが、ファウルでカウントを稼いだり、見せ球に使ったりと有効に活用。「これまで練習してきたことをマウンドで出せたと思う。順調に調整できていると思うので、このまま継続して開幕まで良い準備をしていきたい」と手応えを口にした。

ヤクルトは2人目としてマウンドに上がった新外国人マクガフも、1回1安打無失点とまずまずの投球。投のキーマン2人が、小川監督を納得させる内容を見せた。