DeNAは31日、新外国人リリーバーのサミー・ソリス(30=パドレス傘下3A)と契約を結んだことを発表した。

身長196センチ、体重114キロの巨漢左腕で、150キロを超える速球とパワーカーブ、チェンジアップが特徴。契約は今季終了までで、年俸は3300万円(金額は推定)。

10年ドラフト2巡目でナショナルズ入り。15年にメジャーに初昇格。メジャーでは通算4シーズンに出場した経歴を持ち、全て中継ぎで141試合、127回2/3とワンポイントでの起用が多かった。メジャー通算成績は5勝7敗1セーブ、防御率4・51。16、17年にはナショナルズ傘下のマイナー3Aシラキュースで、ソトと同僚だった。今季はパドレス傘下3Aで19試合に登板し、1勝1敗、同3.57の成績を残していた。

取材に対応した三原球団代表は、今回の補強について「三上がいないことで、ブルペン陣に負担がかかっている。先発に関しては戻って来ている。2軍で飯塚、井納、阪口もいる。編成的に判断して、リリーフの強化となった」と説明した。

3月に侍ジャパンに初選出された救援の要・三上は13日に右肘クリーニング手術を受け、今季絶望の見込み。同じ左の速球派エスコバー、17年から2年連続で50試合以上に登板したパットンら救援のスペシャリストがいるが、長いシーズンに向けた負担考慮の意味もあるという。