ソフトバンクが2年ぶり8度目の交流戦優勝を飾った。初回に今季初めて二塁に就いた福田の先頭打者本塁打で先制し、松田宣の適時打、甲斐のスクイズなどで一挙4点を奪った。福田は7回にもソロを放つ活躍。先発の和田は5回3安打1失点で2年ぶりの勝利を挙げた。工藤監督は直後の優勝インタビューで投打のヒーロー2人をたたえた。

福田については「彼の一撃がチームの緊張を和らげてくれた。2本出ましたし、東京ドームで今年3本打っているし、素晴らしい活躍。立ち上がりが大事だと思ったし点を取れたことが大きかった」とべた褒め。

また、現役時代は同じ左腕で224勝しただけに、肩の故障に苦しんだ和田への思いも口にした。「肩のことで苦しんでいた。僕も投手として経験がある。勝ったら優勝というところで素晴らしい投球を見せてくれてうれしく思う」。

インタビュアーから巨人と次に対戦する可能性は日本シリーズになると振られると、「お互い頑張ってそこを目指していきましょう」と巨人と巨人ファンにも呼びかけた。