追浜に「テラスハウス」が誕生する。DeNAは3日、神奈川・横須賀市長浦町から追浜公園内に移転する新2軍施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」のプレス向け内覧会を行った。

DOCKは日本語で「船渠(せんきょ)」といい、船の建造などのために築造された施設の意味がある。開国、造船の街・横須賀から一流の選手として育ち、大海原へ羽ばたいてほしいという願いが施設名に込められている。総工費約40億円をかけた寮とグラウンドは今月下旬に完成する。

新たな「青星寮」の延べ床面積は、旧青星寮の約2・5倍の広さを誇る。デザイナーズマンションをほうふつとさせる鉄筋コンクリート造りで、吹き抜けの3階建て。雨天でも素振りが出来る屋根付きテラス、カウンターキッチンの「フードラウンジ」まであり、雰囲気はまるで人気バラエティー番組「テラスハウス」のようだ。内覧会にゲストとして登壇した神里も「一番のお気に入りの場所」と満足そうだった。

新グラウンドは、横浜スタジアムと同じ人工芝を使い、寸法、外野フェンスの高さまで忠実に再現した。充実した環境下で、ここから多くのスターが誕生していく。