メジャー通算75本塁打の阪神新外国人、ヤンハービス・ソラーテ内野手(32=マーリンズ傘下)が22日、西宮市の球団事務所で入団会見を行った。

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ソラーテの新加入に阪神谷本球団副社長も期待を大きな寄せた。大砲候補の自覚に触れたのは入団会見前だ。「ちょっと体を動かしたいと言って室内で投げたり打ったりして。体のキレはあるみたい。準備はしてきたみたいです」。会見前に早速練習し、23日もDeNA戦の試合前練習に参加するという。今後については「監督、首脳陣に見てもらってプランを作っていくことになる」と明かした。7月1日の3A戦出場後は実戦から遠ざかるが、状態がいいと判断されれば、24日の同戦以降、今週の6連戦中に1軍デビューの可能性も浮上する。「調子はよさそうなので、うまくチームの事情とフィットすれば、1軍で活躍できる日も近いのではないか」と話した。

 

◆ヤンハービス・ソラーテ 1987年7月3日生まれ。ベネズエラ・バレンシア市出身。同国のトーマス・アルバ・エジソン高から05年にツインズ入り。14年の開幕時にヤンキースで初の昇格。その後パドレス、ブルージェイズ、ジャイアンツと移る。17年には自己最多の18本塁打。メジャーでは内野全ポジションのほか、左翼も守った。通算670試合、打率2割5分8厘、75本塁打、307打点。180センチ、92キロ。右投げ両打ち。阪神での背番号は42。今季終了までの契約で推定年俸は5000万円。