山賊打線が親会社に戦果をもたらした。1日、西武ライオンズの親会社である西武ホールディングスが「2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表。

全事業で増収し、営業収益、純利益ともに過去最高を更新した。売上高にあたる営業収益は1448億円(前年同期比6・3%増)、純利益は142億円(同10・7%増)となった。

その中で西武の観客動員数も増加。90万5729人(前年同期比4・7%増)、試合開催日の西武球場前駅の降車人員は前年同期比の7・8%増。また、メットライフドームでのコンサート等のイベントが増加し、イベント開催日の降車人員も70%増と、西武ホールディングス増収の要因となった。

7月19日には05年の実数発表後、球団最速の40試合で観客動員数100万人を突破。今季はリーグ優勝を果たした昨季以上の観客動員数も見込まれており、山賊打線が西武ホールディングスを後押しする見込みだ。