西武辻発彦監督もあきれ果てた敗戦だった。

7回、延長10回と木村が2度も起死回生の同点アーチを放ったが、11回に登板したマーティンが台無しに。連続四球でピンチを招くと、送りバントの処理を焦って三塁左へ大きくそれる悪送球で勝ち越しを許した。次打者辰己に死球を与えたところで交代。

辻監督は「ノーヒットで4失点って初めて見た。見ての通り。どうしようもない」と吐き捨てるように話した。