ロッテ荻野貴司外野手(33)が今季5度目の先頭打者本塁打を放った。1点を先制された直後、追い込まれてからの7球目、ソフトバンク・ミランダの143キロを引っ張った。

低い弾道の打球は風速8メートルの向かい風に負けず、左翼席へ突き刺さった。自身初の2桁本塁打となる10号ソロに「うれしいです。早い段階で追いつくことができて良かった」と笑顔を見せた。リードオフマンの一打で勢いに乗り、この回レアードの適時打などで3点を追加。2回にも清田、レアードの2打席連続適時打などで2回までに9点を奪った。