沖縄出身のオリックス高卒ルーキー宜保翔内野手(18)がプロ初安打を記録した。脳振とう特例措置で出場選手登録を抹消された安達に代わり、この日再昇格。8番遊撃で先発出場した宜保は5点を追う3回先頭で高橋礼の初球を左中間に運んだ。

三塁を狙ったが惜しくもタッチアウト。出場3試合目、6打席目での初安打に「やっと出てよかった。ホッとしました」と喜んだ。8回には左前打を放ち、マルチ安打を記録した。

未来沖縄から18年ドラフト5位で入団。高校では内野に加え、投手も兼任。最速147キロを誇る強肩の持ち主で、走攻守それぞれで能力が高く、将来性を期待されている。