奇跡とは言わせない。DeNAの守護神・山崎康晃投手が、CS突破のトライを決める。

9月30日、横浜スタジアムで行われた全体練習に参加し、キャッチボールなど軽めの調整で汗を流した。地元・日本開催で、快進撃を続けるラグビー日本代表に注目する26歳。「同じ日本人。刺激になります。横浜でラグビーのユニホームを着ている人もよく見ますし」と盛り上がりを肌で感じる。

特にアイルランド戦で逆転トライを決めたWTB福岡に刺激を受けた。「勝利の執念、諦めない気持ちが大事なことは野球もラグビーも同じ」。9回のマウンドには、仲間が必死な思いでつないだリードが待っているはずだ。2年連続セーブ王に輝き「今後は投球も、振る舞いも、19年のセーブ王として恥ずかしくない姿でマウンドに立ちたい」。ラグビー熱に負けない熱い姿を、初CS開催の横浜で-。チーム一丸でスクラムを組み、セーブで歓喜のノーサイドを演出する。