ロッテ井口資仁監督(44)が26日、国内FA権の行使を宣言したソフトバンク福田秀平外野手(30)の獲得に乗り出すことを明言した。「うちも手を挙げさせてもらおうと思うし、何とか来てほしい選手の1人。足もありますし、ここぞっていうときの勝負強さもある」と説明した。

福田は外野に加え、一塁などの内野も守れる俊足巧打の外野手。今季は80試合に出場し自己最多の9本塁打を放つなど、スタメンだけでなく、代打、代走、守備固めとしても活躍。チームの3年連続日本一に貢献した。

荻野、清田、角中らに加え、18年ドラフト1位の藤原などがそろうが、さらにチームの層を厚くしたい思惑があり、獲得に乗り出す見込みだ。