西武が松坂獲得「花道でない。引退考えずにいって」

西武が3日、松坂大輔投手(39)と来季契約合意したことを正式発表した。1年契約で年俸3000万円(推定)。背番号は「16」に決まった。西武には8年間所属しメジャー挑戦でレッドソックスへ移籍した06年以来14年ぶりの復帰となる。11日に入団会見を行う。

1年勝負の松坂について、取材に応じた渡辺GMはキッパリと言い切った。「最後の花道というイメージはない。引退とか考えずにいけるところまでいってほしい。現役として1軍の舞台で活躍してほしい」。日本球界復帰後、ソフトバンクでの3年間は1軍登板1試合も、中日では18年に6勝4敗。「うちとしても先発投手が必要。若いころと投球スタイルは変わっているが、今はボールを動かしてパ・リーグにはあまりいない投手。体が元気なら戦力になってくれる」と、かつての剛速球こそないが、新境地に立つ「平成の怪物」に先発として期待する。

松坂は球団を通じ「プロ野球選手としてのスタートであり、育ててもらった所沢、そしてライオンズファンの皆さんの前で再び野球が出来ることをとても楽しみにしています。リーグ3連覇、日本一を目指すチームの力になれるよう努力していきたいと思います」と決意のコメント。古巣でもう一花咲かせる。

 

▽西武辻監督「彼にとってはプロ野球生活をスタートしたチームですし、集大成だと思って頑張ってくれるだろうと思っています。後輩の手本になってほしい、と言うつもりはなく、自分のことを一生懸命頑張ってくれる姿が、結果として後輩たちの手本となり、そしてチームの勝利に貢献してくれれば、と期待しています」

▽西武松井2軍監督「99年、本当にとんでもないルーキーが入ってきた、と感じたことを思い起こします。球の速さだけではなく、すごいものを持っていた。衝撃を受けましたね。大輔にはまず「おめでとう」と言いたい。僕は2軍監督なので立場は違いますが、また同じライオンズのユニホームでやれることを楽しみにしています」

▽中日加藤宏幸球団代表「良かったと思う。頑張って1軍で登板する姿が見たいですね」

その他の写真

  • 松坂獲得について話す西武渡辺GM(左端)(撮影・足立雅史)