ソフトバンク工藤公康監督(56)は「横一線」を強調し、ルーキーの台頭に期待した。新入団会見で「すべてのポジションでレギュラーが固まっているわけではない。育成選手もいますが、ここからは横一線です。力がある者が上に行くのがプロです」と奮起をうながした。

今季はドラフト1位の甲斐野がセットアッパーとして大活躍した。「今回のルーキーは体がガッチリしている選手が多い。非常に楽しみです」。来年1月の新人合同自主トレを見学予定で「コーチとも話しますが春季キャンプのA組(1軍)スタートもあると思いますよ」と抜てきの可能性も示唆した。1位佐藤には「肩があって、周東くんに匹敵する速さがあると聞いてます。走攻守のうちの2つがあるのはそういない」と期待し、2位海野にも「甲斐くんを脅かす存在になってもらいたい」と話した。目指すリーグV奪回へ、フレッシュな戦力登場に大いに期待した。