オリックス小田裕也外野手(30)が6日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、100万円増の年俸2400万円でサインした。今季は開幕戦でスタメン出場するなど、順調に滑り出したが左足のハムストリングスを痛めて4月7日、早々に戦線離脱した。シーズンは82試合出場で打率2割6厘で3本塁打、9盗塁だった。「個人的にも今シーズンを振り返って、なかなか思ったような成績を出せなかった。ケガもしました」。

外野の定位置争いは群雄割拠だ。左翼に主砲の吉田正を固定し、中堅と右翼を後藤、宗、西浦、佐野らと競い、助っ人も参戦する見通しだ。今秋の高知キャンプではメンバー最年長で汗を流した。「100試合以上は出たいです。打率も3割は打ちたい。もちろん、盗塁数も。去年20個走るって言って、今年全然走れていない。そこはめげずに20個以上」と意気込んだ。(金額は推定)