広島松山竜平外野手が、オリックス吉田正尚外野手モデルのバットを試用するプランを明かした。

今オフ、ザナックス社に来季使用するバットを新たに3種類注文。全て材質の軟らかいホワイトアッシュで、長さ33・5インチで重さは約900グラム。その中の1本が、吉田正モデルにアレンジを加えたものだ。松山は「(鈴木)誠也がプレミア12で使っていたバットを使ってみて、すごく扱いやすかった」と説明した。

鈴木が10月下旬の侍ジャパン宮崎合宿中に吉田正のバットを試用した。手応えを感じたことで、アシックス社に同型のバットを発注。新相棒として同大会期間中に使用すると4番で世界一を導き、MVPにも輝く大活躍を見せた。

今度は大会後に松山が鈴木からバットを借り、好感触を得た。吉田正モデルを含む3種類のバットをオフに試し、扱いやすさ重視で来季使用するバットを1種類に絞り込む。来季は“マッチョマンバット”で本塁打を量産しているかも。