レギュラーを目指す楽天太田光捕手(23)和田恋外野手(25)が、ともにバットでアピールした。13日、今季初実戦となる練習試合日本ハム戦に太田は7番捕手でスタメン、和田は4回の一塁守備から出場。

3回、先頭の太田はフルカウントから日本ハム加藤の速球を左翼席へ運び“チーム1号”のソロで先制点を生み出した。マスクをかぶれば無失点リード。「感触は良かったです。レギュラーを取る、取れないはありますし意識もしますが、やれることをしっかりやって継続して結果を出したいです」と引き締めた。

昨年7月に巨人からトレードで加入した和田は1点リードの6回2死一塁。日本ハム吉田侑の外角高め直球を逆らわずに右中間へはじき返した。スタートしていた一走小深田を生還させ、自身も三塁へ滑り込んだ。適時三塁打で追加点を挙げ「最初の実戦でファーストストライクを打てたことはよかった。打ち続けないと1軍の舞台で試合に出ることは難しいので、もっともっと打ちたいです」と見据えた。