ロッテ藤原恭大外野手(19)が、対外試合4試合連続安打と調子を上げている。2安打に2四死球。チームは敗れたものの、1番打者としての役割を果たそうと努めた。

第2打席ではカウント2-2と追い込まれながら、西武左腕ノリンのスライダーにしっかり合わせ、遊撃への内野安打。「2ストライクの後からヒットを打てたので良かった」と話した。また「四球を全然選べていなかった」という直近を反省。9回はフルカウントからの際どい外角球を自信を持って見送って四球にするなど、スタメン出場が続く中で対応力が高まってきている。

対外試合8試合で13安打し、うち8本が長打の菅野剛士外野手(26)とアピール合戦を続けている。ソフトバンクからFA移籍で福田秀平外野手(31)が加入し、ともに高い壁に挑戦する立場だ。井口資仁監督(45)も「藤原が調子を上げてきていますし、それに菅野も。外野手(の枠)も余ってはいないので、そこに食い込んでほしい」と期待していた。