阪神ドラフト1位の西純矢投手（18＝創志学園）は充実の安芸で成長を実感した。2軍安芸キャンプを打ち上げ「すごく自分の中で充実した、いいキャンプだった」と笑顔。

「やっぱりフォームがすごく安定してきたというのと、指にかかったいいボールが多くなった」と収穫を語った。第1クールには山本昌臨時投手コーチに投球指導を受け、脱力したフォームでの投球を反復した。「鳴尾浜に帰ってもこの経験を生かしていければ」と気を引き締めて帰阪した。

25日には初の打撃投手を務めた。41球を投げ、安打性は2本のみと上々の登板。「（これからは）バッターとの間合いとかを、自分の中で覚えていけたら」。今後は打撃投手登板を重ねて、実戦デビューに臨む予定。「焦らず自分のペースでできたらいい」。ドラ1右腕は1つずつ階段を上がっていく。