#開幕を待つファンへ。新型コロナウイルスの影響で開幕延期となったプロ野球。もし予定通りに開幕を迎えていたら、各球団どんな先発ローテだったのか。担当記者が現状と今後のポイントを整理。期待をパンパンに膨らませ、球場で声をからす日を迎えたい!

エースの千賀と昨年新人王の高橋礼がキャンプの故障で離脱したが、ここまで先発陣をしっかり作り上げてきた。

1番手は東浜で、すでに工藤監督が開幕投手に指名した。昨年、右肘手術を受けた悔しさをバネにキャンプでは好調を維持。オープン戦は初戦で3回無失点にまとめた。2試合目で変化球を捉えられ4被弾などビッグイニングを作られた試合もあったが、工藤監督からの信頼は厚い。

同じく復帰組として左肩故障を克服したベテラン和田、速球が健在のバンデンハークが続く。東浜同様、右肘故障から復帰した石川は低めへの速球を武器にローテーションを勝ち取った。新戦力の左腕ムーアは150キロ超の速球と制球の良さで首脳陣の信頼を得た。6枠目は松本と二保が争い、開幕すれば調子のいい方を起用していきそうだ。【ソフトバンク担当・浦田由紀夫】