日本野球機構(NPB)の12球団代表者会議が23日、都内で開催された。この日の午前中に行われた「第4回新型コロナウイルス対策会議」を受け、公式戦の開幕日を協議。12球団で4月24日の開幕を目指すと決議した。

以下は各球団代表、監督らのコメント。

▽西武辻監督 プロ野球の開幕が4月24日以降になりましたが、我々もこの先どのように調整をしていくかというのを、また考えなくてはならないですね。明日から予定されていた練習試合も中止になるので、しっかり工夫をしながら開幕まで調整していきます。

▽楽天三木監督 4月24日開幕を目指すことが決まったということで、そこを目指して我々としてはやれることをやっていくだけです。チームが良い形で開幕を迎えられるよう、しっかりと調整、準備をしていきたいと思います。

▽日本ハム川村球団社長 期間が決まり、選手のモチベーションも10日以降という曖昧な状態よりは準備しやすくなった。練習試合を組み直し、4月24日を目指していく。試合の観戦環境を整えるなど、提言を受けたことをどれだけできるか詰めていく。

▽オリックス西村監督 まずは選手の気持ちをどうやってまとめていくか。誰もが今までに経験したことがないこと。ファンのみなさまと一緒に戦い抜き、無事に開幕を迎えられるよう、この状況が早く終息することを願うばかりです。

▽DeNA三原球団代表(セ・パで練習試合日程が異なることに) それぞれ別途に話していく中で決まった。

▽広島鈴木球団本部長 (空いた期間の練習試合について)パ・リーグとどこかできるのなら。今日は五輪と絡んだ話は出ていない。ただ(五輪が)なかったら(試合を)入れられることは間違いない。

▽中日与田監督 4月24日開幕を目標に、これからしっかり準備をしていきたいと思います。その間、実戦練習がどこまでできるかは各球団との相談になっていくと思いますが、2軍の試合をうまく活用したりして、選手たちの体調管理をこれからしっかりとやっていきます。

▽ヤクルト江幡専務取締役(入場制限について) それぞれの球団が、事情に応じて対応する。専門家の提言を着実に守って初めて、開幕できる。閉鎖空間、濃厚接触、近場での会話、この3つの要件を満たすべく努力していく。物をそろえる時間、オペレーション上の問題を、頭を悩ませて解決していく。