ソフトバンク休止に「阪神選手の陽性が大きな理由」

  • 「一時的にチームの活動を休止する」と報道陣に状況を説明する三笠GM(撮影・梅根麻紀)
  • 「一時的にチームの活動を休止」を受けて報道陣の質問にこたえる工藤監督(撮影・梅根麻紀)

ソフトバンクは30日、チームとしての活動を無期限休止することを発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のための動きとして、三笠杉彦取締役GM(46)がこの日、工藤監督や選手会役員らとペイペイドームで会談し決定した。

報道陣に向けては「明日(31日)からチーム活動休止と決定した旨をチームに伝えました。対象は1軍、2軍、3軍、リハビリ組のすべて。(4月)3日に代表者会議があるので、3日までは自主練習を含めて球団施設の使用を禁止します」と説明。さらに「不要不急の外出は禁止します」と自宅待機を命じる形になったことを明かした。

三笠GMはこの判断について「理由は大きく2点。まだ(感染者の)数は多くはないが、週末に福岡でも外出自粛要請が出され、感染拡大を防ごうとしている。あとはタイガースの選手に陽性が出たというのが大きな理由。チームには開幕へ準備してもらっていましたが、1度感染拡大を防止するべきではないかと判断した」。次回の12球団代表者会議で開幕日などの方向性が出るまでは、休止の期限は未定。早くても4日以降に練習再開という運びになった。

工藤監督は「これ以上感染を広げないというところ。選手だけではなく、その家族のことも考えれば致し方ない部分はある。今後のことも考えて、球団の方がしっかり考えていただいた結果。自分たちがやれることをやるようにしたい」と話した。いい形で開幕を迎えるために、苦渋の決断を下した。【山本大地】

▽ソフトバンク中村晃選手会長「しょうがないですね。この件については球団と選手会副会長を含めて話してきた。なるべく筋力を落とさないようにしていきたい。残念だけど、今の状況を考えれば仕方ないと思う」

▽ソフトバンク柳田「調整は難しい。初めての経験ですからね。外に出ないように、素振りをするとか家の中でできることをやるしかないですね」

▽ソフトバンク甲斐「こればっかりは、野球をしたい気持ちもあるけど、ここまで広がってきて人ごとではなくなってきている。こうなってしまったことは仕方ない。できることを探して、この時間をプラスにできるようにしたい」