ルートインBCリーグの神奈川フューチャードリームスが25日、オンライントークショーを開催した。乾真大投手兼任コーチ(31)、清田亮一捕手兼任コーチ(27)、阿部力也投手(24)、奈良雄飛外野手(29)が参加。集まった45人の前で、ファンから寄せられた質問に答えた。

日本ハムと巨人でプレーした乾投手兼コーチは、野球を始めたきっかけに、巨人ファンだったことを明かした。「巨人に移籍した時はどういう心境でしたか」とのコメントに「トレードを宣告されて『うそやん』と思った。翌日入団会見でユニホームを着て、うれしい気持ちもありました」と率直に話した。草野球出身の150キロ右腕、杉浦健二郎投手(22)に関する質問も飛んだ。「いろいろなことを勉強しているところ。硬球に慣れることや体作りをやってきたが、それを終わらせる段階」と期待していた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、参入1年目のキャンプやオープン戦は常に無観客。初めてのファンとの交流となった。乾投手兼コーチはイベント後、電話取材に応じ「ファンの顔を見ることができて、早くプレーを見せたいと思った」と振り返った。現在チームは活動中止中。全体練習再開日やリーグ開幕日は未定のままだ。イベントの最後には「球場でお会いできる日を楽しみにしています」と締めくくり、ファンとの対面を心待ちにしていた。【湯本勝大】