中日堂上直倫内野手(31)が26日、ナゴヤドームでのシート打撃で2打数1安打1四球と結果を残した。

「最後だけはうまく打てましたけれど(笑)。しっかりボールに、投手と勝負できるように、これからまたやっていきたい」。最終打席で鈴木博のカットボールを左前にはじき返した当たりを振り返りながら、気持ちを引き締めた。

6月19日に決まった開幕戦は神宮球場でのヤクルト3連戦が有力。昨季は10試合27打席に立ち、打率3割4分6厘。自己最多を更新した12本塁打中、半分の6本を打った相性のいい球場だ。「去年たまたま打てていただけなので。それは気にせずに、やるべきことをしっかりやりたいなと思います」。

“ミスター神宮”の破壊力は開幕ダッシュには必要不可欠。「とにかく1年間、1軍にいることを第1の目標に、何でもいいので戦力になれるように(したい)」と、開幕へ向け力を込めた。