6連戦のまっただ中、12球団の開幕投手が今季2度目の先発マウンドに立った。現在の日本球界で最も投球偏差値の高い面々は、どんな筋書きを描いたのか。全球チャートで追跡する。

※配球図は全て投手から見たもの

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<DeNA6-0阪神>◇26日◇横浜

◆阪神西勇輝の切れ味 打者の左右、カウント不問で投げ込んでくるのがシュートだ。横滑りのシュートピッチャーは希少種で、対となるスライダーを織り交ぜてベース板をワイドに使った。宮崎のホームランは外角へのシュートだったが、コーナーいっぱいの素晴らしい1球。簡単に「痛恨」という言葉は使えない。