ヤクルト先発の高梨裕稔投手は5回5安打2失点、100球で今季初勝利を挙げた。

2-0で迎えた3回、2死二、三塁で巨人3番丸をフルカウントから外角いっぱいに147キロ直球で見逃し三振。ガッツポーズを決め「最低限は投げられた。チームの勝ちにつながってよかった」。

打撃でもプロ初のマルチ安打を放ち、盗塁も試みた。「(安打は)たまたまです。なんとかチャンスを作りたかった。(盗塁の)スライディングは高校以来で、ドキドキしながら走りました」と笑った。