阪神は1点リードの9回表に大山の失策などで逆転を許すもその裏に近本の同点タイムリーが飛び出し、延長10回引き分けに持ち込んだ。

以下、矢野監督の一問一答。

-試合を振り返って

悔しいですね。でも、全員で引き分けに持ち込めたところは僕たちが目指すところ。こういうような気持ちでいれば、どんな試合でもいけるっていうのもあらためて感じています。

-サンズが頼りになる

打ってる場面もいいし、内容も非常にいい。本当に、見ていて打ちそうな雰囲気をすごく出してくれている。頼もしいです。

-9回の攻撃は近本に託した

チカもベンチで悔しい思いしているんで。それでも、ああいうところで打ったというところでまたはい上がってもらいたいし、素晴らしい打撃でした。

-10回の投手は馬場

打順も相手の中心バッターで一番難しいところ。1個1個レベルアップしてくれている感じがします。あの流れの中で、素晴らしいピッチングでした。

-ガルシアの粘投

7回まで投げてくれたというのが大きかったです。見ていてハラハラするんですけど、本当にチームを元気づけてくれて、しっかり投げてくれるのは本当にありがたいです。

-明日は藤浪

悔しいですけど、負けなかったというところに意味があると思いますしね。打線の援護は早い回にしてほしいですし、全員で戦っていきたいです。

-負けなかったのは大きいのでは

エラー(9回に大山が送球エラー)でっていうのが悔しいです。ただ、そのまま終わらず、また同点のタイムリーを苦しんでるチカが打ったのもチームとしては意味があると思う。もちろん最後もサヨナラで決めたかったけど、でもみんなでチャレンジしてチーム全員一丸で戦う姿は見てもらったみなさんに伝わったかな。悔しいですけど、なんていうかな、チームとして成長できてる部分もあるんじゃないかなと思っています。

-やはりエラーで勝てなかったのは悔しい

タイミングがずれて自分の思ったような打球でこなかったので、ちょっとリズムがずれたところであの送球になった。捕ったからにはやっぱりアウトにするっていうところがね。これからもチームとしてやっていきたい。でも、その後、最後に(大山も)ヒットを打ったっていうところも。それは取り返そうという気持ちは、みんなあるんですけど、結果としてそれを出せたっていうのはまた意味があるんじゃないですかね。