中日大島洋平外野手(34)が通算1500安打を達成した。8回にヤクルト5番手大下から遊撃への内野安打を放ち記録を達成。

1498安打で迎えたこの日、初回先頭での左前打に続き、今季17試合目のマルチ安打でプロ野球127人目の偉業に並んだ。

昨季、大島はシーズン174安打で初の打撃タイトル(最多安打)を獲得。ゴールデングラブ賞7回、ベストナイン1回、盗塁王1回に新たな勲章を加えた。昨オフに18年に取得済みの海外FA権を封印する3年契約を中日と結び、生涯ドラゴンズを宣言。「(2000安打は)自分の中では、もちろん目標にしている。衰えてくる年だが、その年でも変わらないように。トレーナーと40歳まではやりたいと話はしている。数字を残せば、そのまま雇ってくれる。3年間の数字次第」と話していた。大島は愛知県出身で、享栄から駒大、日本生命を経て09年ドラフト5位で中日に入団。大学、社会人を経て名球会入りした野手は、元ヤクルトの古田敦也氏、宮本慎也氏、元中日の和田一浩氏しかいない。史上4人目の偉業が視野に入った。