ドラフト候補の日本新薬・福永2安打 6球団が視察

  • 4打数2安打した日本新薬・福永

<都市対抗野球:日本新薬6-3日本生命>◇23日◇近畿地区第2次予選第4代表決定戦◇大阪シティ信用金庫スタジアム

今秋ドラフト候補の日本新薬・福永裕基内野手(24=専大)は6球団が視察する中、4打数2安打で勝利に貢献した。

8回1死、狙っていた直球を迷いなく振り抜き、中越え二塁打で出塁。代打黒川の3ランで生還し「いいスイングが出来た。勝って良かったというのが1番」と胸をなで下ろした。ルーキーイヤーの昨年から同大会予選に出場したが、本戦直前、オープン戦でスライディングをした際に右足首を捻挫。本戦は代打で出場したが、勝利にはつながらずチームも初戦敗退。ふがいないさと、悔しさを1年間、この日のために胸にとどめ続けた。“リベンジ”の切符をつかみ取り、「目指すのは日本一。今年はほぼ初出場なので、試合を楽しみたい」と喜びをにじませた。

走攻守がそろうプロ注目打者。この日も阪神、巨人などが視察。「やっぱりプロに行きたい気持ちは強い。どれだけアピールできたかは分からないけど、自分にやれることは出来たと思います」とすがすがしい表情で振り返った。

試合は3点を追う5回、2死二、三塁から代打井沢凌一朗外野手(25=東北福祉大)の中越え適時二塁打などで同点。8回に代打黒川卓也外野手(29=日本文理大)が2死一、二塁から左中間へ逆転3ランを放った。代打勢がワンチャンスで奮闘し、7年連続37回目の都市対抗出場を決めた。松村聡監督(46)は、就任1年目で本戦出場となった。

全国最多60度の都市対抗出場を誇る日本生命は、第5代表決定戦にまわり、ニチダイと対戦する。