先発したJR西日本のプロ注目左腕・岡田和馬投手(25=近大)は、3回2/3を投げ8安打3失点で降板した。最速は146キロを誇るが「まっすぐの勢いがなかった。調整ミスと思います」とこの日の最速は140キロにとどまった。

立ち上がりからその直球を狙われ、2死一、三塁から相手5番に左越え適時打を浴び先制点を献上。その後は味方の援護で4回までに3点のリードをもらったが、4回無死一、三塁から自身の暴投などで2点を奪われ降板した。

近大では、4年時に関西学生リーグの最優秀選手賞を獲得。楽天のドラフト1位ルーキー小深田大翔内野手(25)は大学時代の同期。「(小深田に)この1年刺激を受けるものはありました。(プロは)目指していたものではあるけど、今はチームのことを第一に考えてます」。2年ぶりの都市対抗出場へ向け、一戦必勝で予選を勝ち抜く。