中日のライデル・マルティネス投手(24)が21日、体幹のコンディショニング不良のため、出場選手登録を抹消された。

今季は抑えに定着して40試合に登板。防御率1・13と安定した内容で2勝0敗21セーブ。阪神スアレスとトップで並び、セーブ王を争っていた。

20日のDeNA戦は試合前の練習に姿を見せず、ゲーム要員からも外れていた可能性が高い。試合後、与田監督は「いろんなコンディショニングのことで起用は考えているので」と詳細を明かさず、21日以降の見通しについて「毎日、毎日何が起こるか分からない」と、戦列復帰について明言を避けていた。

24イニング連続奪三振も継続中。球団記録の最速161キロをマークするなど絶対的守護神として6回終了時リードの場合は34連勝中という勝利の方程式を支えてきただけに、8年ぶりのAクラスを狙うチームにとっては大きな戦力ダウンとなりそうだ。